はじめに

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はじめまして。現役薬剤師の管理人です。

こちらのサイトではサプリメントバイブルということで、サプリメント成分の効果・効能、サプリメントの基礎知識についてご案内していきたいと思います。

ご愛顧いただければ幸いです。

管理人

[参考サイト] サプリメント比較
[参考サイト] ヒアルロン酸比較
[参考サイト] コンドロイチン比較
[参考サイト] ヒアルロン酸

サプリメントの表示

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サプリメントの機能表示については、内容が正しく、誤解を生じさせないものであることが必要です。

同時に、FDAによる評価を得ていないことと病気の診断・治療・予防に用いられるものではないことを記載しなければなりません。

また、RDA (推奨l日限取量)が設定されている栄養成分については、RDAの何パーセントが含まれているかを記載すること、栄養補助食品であることを表示しなければなりません。

サプリメントの定義

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前述のように、アメリカでは1994年にDSHEAが成立しました。栄養補助食品、つまりサプリメントに関する法律です。

このDSHEAで、サプリメントは「ハーブ、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養成分をl種類以上含む栄養補給のための製品」と定義されています。

サプリメントの形状は、錠剤、カプセル、粉末、ソフトジェル、ジェルカプセル、液状などで、通常の食べ物の形以外のものとされています。

食品や医薬品とは別のサプリメントという概念が明確にされたのです。

米国DSHEA(栄養補助食品・健康・教育法)の意義

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前述のように、アメリカでは1994年にDSHEAが成立しました。

栄養補助食品、つまりサプリメントに関する法律です。

DSHEAの成立は、「年々膨張する医療費(94年でl兆ドル=GNPの12%。ちなみに日本は93年で24兆円=GNPの5%)を抑えたい」と法案序文に書かれたようにアメリカ政府の意図もありますが、一方では草の根レベルの消費者運動が議会を動かした結果でもあるのです。

今まであいまいだったサプリメントを定義し、消費者が利用するために必要な情報をラベルに表示できるようにして、自由に選ぶ際の情報を提供できるようにしたのです。

法案提出に至った理由については、

①栄養の重要性に関する科学的な事実と、サプリメントが健康増進と病気の予防に役立つという科学的な証拠が増えてきていること

②ある種の栄養素とサプリメントの摂取が、ガン、心臓病、骨粗鬆症などの慢性病の改善に関係していること

などを挙げています。

また、アメリカ国民2億6千万人の約半数が、ビタミン、ミネラル、ハーブ類などのサプリメントを摂って健康維持に役立てていることを指摘し、消費者が安心してサプリメントを選べる科学的な情報提供の必要性を強調しています。

それまではFDA(米食品医薬品局)が効能などの表示を厳しく制限していたので、「何に効くのか」「どう使えばいいのか」といった消費者に必要な情報を製品ラベルに表示できませんでしたが、科学的根拠があればFDAに通知するだけで表示できるようになったのです。

世界最大の医学研究所であるNIH(米国立衛生研究所)には、新たに「栄養補助食品室」が設けられ、科学的な研究をバックアップする体制がとられました。

国を挙げて、サプリメントを利用しやすい環境をつくったのです。またもうひとつ政府機関として、ラベル・コミッションも設けられ、ラベルなどについて検討し、消費者に科学的な情報を伝える橋渡しの役割を果たしています。

成立翌年の声明で、当時の大統領クリントンは、長年にわたる草の根レベルの運動が実を結んだ結果だと述べました。元大統領自身もサプリメン卜の愛用者と伝えられています。

アメリカのサプリメント事情

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世界最先端といわれるアメリカ医学ですが、莫大な医療費を注ぎ込んでいるにもかかわらず、ガンや心臓病などの慢性病を撲滅するどころか、その治療には手を焼いてきました。

1970年代半ば、毎年地大する患者数と医療費に危機感をおぼえた議会が、その原因を調査しました。

1977年にまとめられたマクガバン・レポート(米上院栄養問題特別委員会による報告者)は、

①ガン、心臓病、脳綬塞などの病気は、現代の間違った食生活が原因になっている

②現代医学は、クスリや手術に偏りすぎ、あまりにも栄養を無視してきた

と結論しています。

医師は食事や栄養といった要因を無視し、クスリや手術に頼る機械工のようになっていたのです。

このレポートと相前後して、ポーリングやホッファーといった学者や医師が、栄養素を治療に使う栄養療法を広く世間に認知させていきます。

ミンデルのビタミン・バイブルなど一般読者向けの書籍も出版され、アメリカではビタミン・ブームが起こりました。

その一方で、明らかな効果があるにもかかわらず効能を製品ラベルに書けない、摂取方法など必要な情報も表示できないなど、消費者が実際に製品を選ぶ上での情報が不足していました(日本の現況と同じです)。

アメリカの消費者は本などの情報を頼りに、自己判断で必要なものを選んできました。

そして1990年代初め、米国民の半数以上がサプリメントを利用するようになって、消費者たちはDSHEA(Dietary Supplement Health and Education Act 栄養補助食品・健康・教育法)という法律を勝ち取ったのです。

DSHEAは、今まであいまいだったサプリメントを、健康に役立つものと位置づけ、消費者にとって必要な情報を企業が提供できるようにしました。

アメリカでは、利用者がその権利を法律という形で獲得していきます。

これに対して日本では、外国からの要請でようやく行政が動き、制度が変わっていくといういつものパターンが繰り返されています。

サプリメントにカプセルの使用が許可されたり、錠剤の形に規制がなくなったりしたのも、外圧のおかげです.

摂り方についての注意

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サプリメントを摂るのはいつがいいのでしょう。

アメリカのサプリメントのラベルには、当然それが示されています。

しかし、日本ではサプリメントのラベルにいつ摂るのか書いてはいけないことになっています。

これが日本の現状ですから、われわれは知識としておさえておく必要があります。

ビタミン・ミネラルは、精製(合成、天然抽出)か無精製かで、摂り方に違いがあります。

精製のものは栄養素単独なので、食事と一緒(食事中、もしくは食事の直前・直後)に摂った方が吸収がよくなります。

また食事と一緒の方が精製栄養素の害が防げます。精製栄養素の害とは、酸性のビタミンCで胃が荒れるとか、ビタミンCと遊離したミネラルが反応してしまうとかいったことです。

無精製のものは、食べ物そのものですから、基本的にはいつ摂ってもかまいません。

ただ、習慣づけという意味では、食事と一緒に摂る方がいいでしょう。また、酸性度が低い無精製のビタミンCといえども、胃の弱い人は食事時に摂るなど、何か食べ物と一緒の方がいいでしょう。

量に関しては、精製のものの方が、摂るべき量が多くなります。

メガビタミンという大量に摂る方法は、精製のものに関する方法です。短期的には役に立つこともありますが、長期に大量に摂るのは、勧められません。

あるひとつの栄養素だけを大量に摂るのですから、過剰摂取の問題もありますし、その栄養素を利用する他の栄養素群が枯渇してしまうからです。

いずれにしても、自己判断でメガビタミンを試すのではなく、必ず専門の医師に相談してください。