クスリと何が違うのか

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サプリメントは、基本的には栄養素ですから、食べ物から摂れるものです。

栄養素は、人間の体にもともと存在し使われている物質です。これに対してクスリは、通常は人間の体に存在しない物質です。

ビタミンが不足すれば、脚気などの欠乏症になりますが、解熱・鎮痛剤が不足しているからといって、熱が出たり頭痛になったりするわけではないのです。

もともと体内には、解熱・鎮痛剤は存在していません。

クスリは、もともと存在している体のシステムに入り込んでその邪魔をするなどして、例えば熱を下げるなどの効果を現します。

これに対して、栄養素は滞っていたシステムを円滑に動かすものです。ビタミンCは免疫力を上げることで、風邪の原因菌に対処します。その結果、熱が下がり頭痛も治るのです。

解熱・鎮痛剤は対症療法、ビタミンCは原因療法なのです。

風邪の原因菌をやっつける抗生物質を使えば、原因療法になりますが、ビタミンCなどの栄養素は体のシステムを生かした自然な原因療法といえるでしょう。

また、クスリは合成された有効成分のみです。この違いは、ハープを例にすると、わかりやすいでしょう。

ジギタリスという薬草は、強心配糖体という有効成分を含んでいて、その有効成分は心臓の働きを強めるクスリとして使われます。

そのクスリは、中毒を起こしやすいクスリですが、ジギタリスの葉を使うと、いきなり中毒を起こすことなく、安全に使える範囲が広くなります。

これがハープとクスリとの違いです。

簡単にいえば、クスリは切れ味はいいが、副作用も強い。ハープは効き目はマイルドだが、副作用も穏やか。ということになります。